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2015年7月25日土曜日

2015年7月 森林保全定例活動 報告

活動名 :森林保全定例活動
活動概要 :道造り、流しそうめん予行演習

日時 :2015年7月25日(土)9:30-13:30
場所 :三ツ沢山、平井川源流
参加人数 :16名(村民14、ゲスト2)

報告 :
本日は、毎月第四土曜日開催の森林保全定例活動でした。
今日の目標は、来週行う、地元の大久野中学校林業体験学習の準備です。
作業は二つ。

一つは、体験学習のフィールドである三ツ沢山の道の補修。
中学一年生がスニーカーでも安全に山を歩けるよう、先の台風で壊れたところを中心に、山道を整備します。
地元中学生ではありますが、実はしょっちゅう山に登っているわけでもありません。
彼らが炎天下で急峻な山道を歩き回るのは大変です。
転んでけがをしないようにと、要所要所に足場を整えます。

もう一つは、流しそうめんの予行演習。
林業体験学習のあと、三ツ沢山近くの平井川源流で、中学生に流しそうめんを振る舞います。
実は花咲き村は、毎年色々な団体に流しそうめんを振る舞っています。
ひと夏に十以上開催したこともあります。
ある意味流しそうめんのプロともいえます。

いつもは、できるだけ参加者に、そうめん台の準備から体験してもらいます。
竹を伐りだすところから始まって、半分に割って表面をきれいにし、上手く流れるように組み立てるところまで、みんなで手分けして行うようにしています。
この体験にこそ、竹と触れ合い、竹の良さを知ってもらう意味があるとの考えです。
自分で組み立てた樋からすくい取る流しそうめんはまた格別です。

しかし今回は、中学生が、真夏の炎天下の山仕事を終えてから昼食にのぞみます。
体力的にも時間的にも、流しそうめん準備までは手伝わせられません。
そこで、彼らがスムーズに流しそうめんを楽しめるよう、予め流しそうめん台を準備し、念には念を入れて、位置取りや素麺・おまけの流れ方などを確認しました。

流しそうめんには、滝本山の沢から湧き出る清水をそのまま使います。
真夏でもきりっと冷たく、少し甘味のある美味しい自然水です。
夏の山仕事の後の一すくいは格別です。

平井川源流で行う流しそうめんは、いってみれば山そうめんです。
平井川と並行した山道で行いますので、そうめん台の竹は、林道の坂道を下るように渡します。
自然、竹を通る水の流れは早く、そうめんはあっという間に目の前を流れ去ります。
それを箸で掴みとるのにはなかなかの技術が要ります。
ミニトマトやウズラの卵、サクランボやゼリーなどのおまけは、さらに難易度が上がります。
本日参加のシニアボランティアさん達は、ヒイヒイ言いながら、箸を駆使していました。
中学生もきっとワーキャーと楽しんでくれることでしょう。

最高気温35度近くと、炎天下でもありましたので、いつもより早めの13:30に解散。
中学生が、故郷での楽しい夏の想い出を作ってくれることを祈りながら活動を終了しました。

(K)


集合!

整備隊は、いざ三ツ沢山へ

今日の滝本。竹をいただきます。

太めの三・四年生を四メーターずつ三本。

電線や枝に掛からないよう注意して運びます。

沢からの湧水。うまい!

竹を割って。

樋を作ります。均等に割るのがワザ。

表面のささくれと節を除いて整えたら、

みんなで組み立てます。

完成!

いただきます♪

流し手にもコツが必要。

いい流れです♪

上手くすくい取れるかな?
待ってるよ♪中学生諸君

今日の子猫ちゃん。すっかり居ついてしまいました。

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