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2015年5月16日土曜日

20150516 竹林保全定例活動 報告

活動名 : 竹林保全定例活動
活動概要 :ウラ止め

日時 : 2015年5月16日(土)
場所 : M竹林、TB竹林
参加人数 : 9人

報告 :
本日は、毎月第三土曜日に行っている竹林保全の定例活動でした。
いつものメンバー+竹林には珍しいY女史が参加。

先月末のたけのこパーティ、今月初めの肝要たけのこ祭りと、竹林関係の大きなイベントを終えて、ひと段落した後のこの日。

孟宗竹のウラドメと、竹林のボサ刈りをおこないました。

孟宗竹のタケノコは、この間もぐんぐん伸びています。
タケノコは、一日に最大2mも伸びるともいわれています。

そこで、タケノコが成長して青竹になりそうなときに、先端にある筍の残りを落としてやります。
これがウラ止めです。「しん止め」とか「先止め」ともいいます。

一番簡単な方法は、3mくらいになった親竹を下から揺らす方法です。
そうすると先端に残った柔らかい部分が、ポキッと折れて下に落ちます。
これが頭に当らないように気を付けなければいけません。
ヘルメットは必須です。

他にも、先端にカマや針金の付いた棒を使う方法もあります。
親竹の下の方に、少し新しい枝が出始めたときが良いタイミングだといわれます。

ウラ止めを行うと、竹の成長が抑えられて、あまり高くなりすぎませんし、葉の茂り具合も抑えられます。
そうすると、間伐が楽になりますし、地面への日光の照射度合いを上げることができます。
その下で生えるタケノコの質も上がります。

どのタイミングでウラ止めを行うと、その後竹の高さが揃うか、あるいはよいタケノコが生えるかを調べた研究もあります。

ただ、この時期はまだそれほど、竹が成長しておらず、両竹林とも、ウラ止めが必要な若竹はほとんどありませんでした。

そこで、両竹林で、地面低くに生えている灌木や雑草を刈り取るボサ刈りを行いました。
ボサ刈りを行うことで、竹林内を歩きやすくしたり、竹の健全な生長を促したりします。

薄曇りの空の下、ゆるやかな作業日となりました。
(K)

森の家お隣の山椒の木

花と実が付いています。


今日も一日安全に。

まずはM竹林へ。

間伐の成果で見通しが少しは良くなっています♪

5~6年生あたりが多い。ちょっと年寄り。

実は5月は竹の紅葉の時期。葉が黄色い。

お昼は西徳寺そばで。

ピンク色が楓の翼果、先に黒い種が付いています。
ヘリコプターのように舞って落ちます。

TB山の実生のねむの木。ちゃんと育っています。


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