活動名 : たけのこパーティ
活動概要 :筍掘り、たけのこ調理、たけのこ食事会 日時 : 2015年4月29日(祝)10:00~14:30
場所 : 平井川河原(岩井地区)
参加人数 : 80人程度
報告 :
毎年4月29日に開催する花咲き村の「たけのこパーティ」。
今年も参加者80人と盛況でした。
日の出町を流れる平井川(多摩川へ流れる支流)の河原で、
朝採りたけのこをふんだんに使ったたけのこ料理をみんなで作って味わいます。
スタッフは朝8時に集合。
各竹林へタケノコ堀りに向かいます。
今年はウラ年で、タケノコの数は少ない。
でも、花咲き村が管理している竹林は、それなりの量が収穫できています。
山主さんの不断のケアのおかげでもあります。
ゲストは集合時刻の10時前に続々と集合。
他県からいらっしゃる方も多く、森の家奥の駐車場は大賑わい。
裏路地の溝で脱輪する車も。
JAFの牽引は毎年恒例の風景だったりします。。。
今回は、3月21日の竹林間伐大会に参加された方を優先的に受け付け。
竹林を保全してこそ、その恵みも味わい深いという考え。
結果、ほとんど広報することなしに、口コミだけで80人近くもの人が集まりました。
ゲストが集まったら、簡単にあいさつを済ませて、平井川河原へ、車でピストン移動。
花咲き村竹林整備隊が事前に草を刈って整備しておいた河原には、簡易かまどや薪などがすでに用意してあります。
早速、たけのこ料理の準備と調理へ。
大人も子供も、それぞれができることをできる範囲で手伝います。
火起こし、薪運び、火の番、包丁、味付け、米磨ぎ、米炊き、筍掘り、筍の皮むき、筍茹で、野草取り、天ぷら揚げ、食器準備などなど。
日の出町の河原には、食べられる野草がいっぱい。
女性と子供は、これらの調達にも活躍します。
花咲き村ではいつもこうです。
誰かに指示されるのを待つのではなく、自分で仕事を見つけて、自然にみんなが協力し合います。
釈迦里気に仕事をする人、ビールを飲んでまったりする人、明るくはしゃぐ子供たち、日陰でこれらを見守る人たち、みなそれぞれ、自由に自分のやり方で楽しみます。
この雰囲気を見て、あまり他で見ない良い雰囲気だといってくださる方もいたようです。
よく言えば自由、別の言い方ではいい加減なんですが。。。
もちろん、山作業など大きな危険が伴う活動のときは、適当だけではすまされません。
12時くらいになると、メインのたけのこご飯が炊き上がります。
これを待って、みんなで一斉に料理をいただきます。
ちなみにメニューは、
筍炊き込みご飯、セリご飯、たけのこ汁、たけのこ天ぷら、野草天ぷら(セリ、よもぎ、ドクダミ、ユキノシタ、野蒜等々)、茹で野蒜(のびる)、・・・。
お腹いっぱい食べて、一しきり談笑したら、片付けて解散。
14:30には完全撤収と相成りました。
こういうイベントは、みなさんに楽しんでもらうことももちろんですが、
日の出町に来てもらうこと、里山の自然環境・資源に触れてもらうこと、里山ならではの体験をしてもらうこと、協働作業を経験してもらうことなどを通じて、児童・青少年をはじめとした里山人材の育成も兼ねていたりします。
途中消防と警察がのぞきに来るなどハプニングもありましたが(火の始末には何の問題もなし)、それもまた思い出。
お天気も良く、無事和やかに進んだイベントでした。
(K)
開会あいさつ@森の家 |
どくだみ@森の家 お茶や天ぷらによいそう。 |
ユキノシタ@森の家 おひたしや天ぷらで。 |
セリ摘み@山王谷戸田 |
きれいに摘むにはコツが要ります♪ |
セリ摘み隊長と隊員たち。 |
河原では準備開始。 |
大人も子供も、男性も女性も、それぞれがそれぞれに。 |
まったりするのもまた仕事? |
野蒜収穫中。 |
今日の野草。みんないただきます。 |
たけのこの切れ端で作ったお城♪ |
米に手を入れて大騒ぎ。気持ちいい~♪ |
竹筒ごはん。炊き加減が難しい。 |
汁物も着々と。 |
待ってました!盛り付けタイム&見上げれば。 |
最後のご挨拶。代表はすでに泥酔状態。 |
楽しんでいただけて何よりです。 |
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