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2016年6月21日火曜日

◆2016年春から初夏にかけて、サントリー水源の森・秋川へ参加された皆さん 


水を扱っている者は水の歴史を知れ、と言った。。
水を育んできた環境と歴史に思いを馳せることだ、と言った。
水を尊重する文化を背景とすれば、商品に「水の文化」という付加価値がつくと言った。

森にいる者がサントリー社員研修を手伝ったことへの大いなる発見。
私たちは「作業を指導する」という役割で終わらない刺激を受け取ることができた。
森にいる者としての新たな価値の発見である。
水の入り口に立つ者、水の出口に立つ者が連携することの意味の発見である。
水に関わる人たち、森に関わる人たち、互いが遠い距離があるのではないことの発見である。
ただ互いを知らなすぎただけだ。

慣れない山の中で、楽しそうに汗かく顔が森にいる者たちを刺激する。
水の出口にいる人の気持ちが水の入り口にいる者の感覚を刺激する。
サントリー社員研修は水の入り口に立つ者たち、森にいる者たちへの励ましとなり、刺激をもたらした。

水に対する愛着は森へいざない、森に対する愛着が水をさそう。
互いの愛着は水と森をつなぎ、人と人とをつなぐ。
水を扱う人たちの水に対する感謝の気持ちは森と森に関わる者への励ましとなる。
励ましは森に関わってきた者への誇りに転化する。

ひとえに参加者の笑顔に感謝、である。
これからも「豊かな森づくり」への道を歩き続けることができるだろう。
「ありがとう」の言葉とともに、「またお出でよ」と言っておこう。

2016年 緑濃くした森の町にて
 NPO法人花咲き村 園田安男

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